【高鑑定】エジプト クレオパトラ 50ポンド金貨1993年 PF69

エジプトのクレオパトラ7世を描いた50ポンド金貨です。 裏面はエジプトを表すARE（Arab Republic of Egypt）の文字と鷲を形どった美しいデザインです。紀元前69から30年までに活躍した女王、政治家です。

発行年　1993年（イスラム暦1414年）
発行枚数　500枚
発行所　エジプト カイロ鋳造所
重量　8.50gram
金品位　0.900
鑑定機関　NGC社
グレード　プルーフ PF69（最高グレードはPF70UCで３枚）
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30年前となる1993年発行のモダンコインですので、まださほど高値で取引されているわけではございません。
しかしこのコインは、世界の三大美女であるエジプトのクレオパトラ7世の肖像であること、発行枚数が500枚と限られていること、高鑑定であることから、今後さらに人気が高まるコインではないかと思います。

肉眼で凝視しても傷も汚れも確認できませんでした。非常に美しい金貨だと思います。
クレオパトラファンの方、美しい女神や女王のコインのコレクターの方、今のうちに今後人気になりそうなコインを仕込みたい方、などにお勧めできる一品です。

なお、当方では販売しておりませんが、同じデザインでこれよりも一回り大きな100ポンド金貨（0.5オンス）もあるようです。併せて収集してみるのもよいと思います。

スラブケースにはよく見られる使用感がございますが、コインの鑑定価値には影響いたしません。 写真及び表示の鑑定ナンバーは現品のもので、手元にございます。検品後、厳重に梱包してお送りいたします。

クレオパトラ7世（Cleopatra VII Philopator）

古代エジプトの女王であり、紀元前69年から紀元前30年まで統治しました。
プトレマイオス朝エジプトの最後のファラオであり、プトレマイオス12世とクレオパトラ5世の娘として生まれました。彼女の家族はギリシャ系のプトレマイオス朝の支配者たちでした。非常に教育された女性で、ギリシャ語やエジプトの伝統的な学問を習得しました。また、外交手腕にも長けていました。 父の死後、彼女は弟との共同統治を余儀なくされましたが、やがて弟との対立が勃発し、彼女はローマの支援を受けて単独のファラオとなりました。彼女は最終的にローマの将軍ユリウス・カエサルと関係を築き、マルク・アントニウスとも結ばれました。カエサルとの間に一子（カエサリオン）をもうけ、カエサルの死後はマルク・アントニウスと共同統治しました。しかし、アクティウムの海戦でオクタヴィアヌス（後のローマ皇帝アウグストゥス）に敗れ、30年に自殺しました。
有名なエピソードとして、クレオパトラが自らの死を選ぶ際、アスプ（ヘビ）に噛まれて死んだとされています。彼女はこの方法を選ぶことで、王族の伝統に則りつつ、自分の死をコントロールすることができました。クレオパトラは美貌と知性を兼ね備え、その生涯はエジプトの女性の象徴となりました。彼女の恋愛関係や政治的手腕は後の文学や芸術に多くのインスピレーションを与えました。彼女の生涯は古代の政治的転機や恋愛劇の中で輝いており、彼女の物語は歴史や文学において不朽のものとなっています。