【超希少!XFのプライスガイド$24000!】スペイン 8エスクード金貨☆フェリペ5世☆XF-Detail☆1729年
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【超希少!XFのプライスガイド$24000!】スペイン 8エスクード金貨☆フェリペ5世☆XF-Detail☆1729年
国・地域 | ヨーロッパ |
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発行年 | 1729 |
材質 | 金貨 |
グレード | MS(流通型) |
グレード数値 | 40 |
鑑定会社 | NGC |
鑑定番号 | 36292095 |
レア年号 | |
管理者メモ |
★スペイン フェリペ5世の8エスクード大型金貨!★
ブログの記事にも挙げておりますスペイン王フェリペ5世の、スペインが中南米を統治していた時代に発行された、最高額面の8エスクード(8E)金貨です。
スペイン本国及び同国の植民地で造られた最初の肖像コインとして人気があります。
8E金貨は歴代のスペイン王何名かの銘で発行されていますが、1729年~38年に発行されたフェリペ5世(フィリップ5世とも)のものは格段に希少性が高く、また肖像が入ったものは特に人気があります(肖像なしで紋章のみのタイプもあります)。
フェリペ5世肖像の8E金貨は、ここ2~3年ほどだけでも値上がりがすさまじく、オークションの落札価格は2~3倍に高騰しています。
一例をあげると、メキシコで1744年発行のグレードAU55の8E金貨(フェリペ5世肖像)は、1年半ほど前には100万円もしませんでしたが、直近23年度のオークションでは230万円ほどになっています(いずれも手数料、税込み、現在レートでの概算)。
今回ご紹介する金貨は、NGCのプライスガイドを見ていただければ一目瞭然ですが、年代が1729年とこのタイプの初年度品であり、この1729年号のみXFグレードでも$24000(約360万円)というずば抜けた金額に評価されています。AU以上のところは空欄で評価不能です。
ところが残念なことに、このような希少なグレードの品を求めたくても、そもそもほとんど存在しないため市場に出回ることがなく、わずかなDetail評価のものがたまにオークションで取引されるだけです。
今回出品のお品も、XF-Detail(Mount Removed)の評価品ではありますが、Detailの中でも裏表面には目立つ瑕疵はなく、ケースの外からは視認しにくい縁の部分に、マウント跡がついているだけという状態のものになっております。Detail評価とはなっておりますが、表裏面の状態がよいものです。近年の価格高騰を勘案したとしても、プライスガイドよりうんとお求めしやすい価格でご提供します。
この金貨のもう1つ面白い特徴は、この年号のみ王の名の刻印が、PHILIPであるべき綴りが”PHILP”と間違っている点です。他の年号では訂正されています。この意味でも本年号は特別な存在と言えます。
(NGC社の説明の翻訳)
⇒MOUNT REMOVEDは、コインが以前リングまたはベゼルに取り付けられていたことを示し、この取り付けは、コインがかつて存在した痕跡を残しています。現代のベゼルのほとんどは、コインを傷つけることなく固定するように設計されていますが、古いものでは、コインの縁に圧着効果をもたらしたり、はんだ付けされているものもあります。
発行所 スペイン
発行枚数 不明
重量 27.07 ram
金品位 0.917
鑑定機関 PCGS社
グレード XF-Detail(縁にマウント外し痕がある以外は、XFグレードの状態)
※表内ではシステムの都合上、グレード40と記載しています。
スラブケースにはよく見られる使用感がございますが、コインの鑑定価値には影響いたしません。
写真及び表示の鑑定ナンバーは現品のもので、手元にございます。検品後、厳重に梱包してお送りいたします。
スペイン王 フェリペ5世
スペイン国王フェリペ5世(別名フィリップ5世)は、1700年から1724年まで、そして1724年から1746年まで在位した。
スペイン継承戦争(1701年-1714年):
スペイン王位継承戦争は、イングランド、オランダ共和国、神聖ローマ帝国などヨーロッパの諸勢力が、フランスとスペインの王位統一を懸念してフィリップのスペイン王位継承に反対したために勃発した。 この紛争は1713年のユトレヒト条約によって最終的に解決された。フィリップ5世はスペイン国王のままであったが、この条約ではスペインとフランスの王位は分離されたままであることが規定され、スペインはいくつかの領土を他のヨーロッパ列強に割譲した。
行政改革:
フィリップ5世はスペインの行政改革を実施し、中央集権化と君主制の権威強化を図った。 ヌエバ・プランタ政令を導入し、スペイン君主制内の様々な地域の行政の標準化と近代化を目指した。
文化と経済の発展:
フィリップ5世と2番目の妻エリザベート・ファルネーゼは、スペインの文化的・経済的発展を促進する役割を果たした。 サン・イルデフォンソ王宮の建設を支援し、貿易と産業の活性化に努めた。
四大同盟戦争(1718年-1720年):
スペインはフィリップ5世の下、イギリス、フランス、オランダ共和国、神聖ローマ帝国が参加する四大同盟戦争に巻き込まれた。 この紛争はスペインのイタリア進出への懸念から起こった。この戦争は1720年のハーグ条約で終結し、フィリップ5世はイタリアにおける領有権を放棄した。
第二治世(1724年-1746年):
フィリップ5世は1724年に王位を退いたが、息子ルイ1世の死後、1724年に王位に復帰した。
歴史的遺産:
フィリップ5世の治世は、スペインの政治、行政、ヨーロッパのパワーバランスに大きな影響を与えた。 彼の政策と改革は、スペイン国家の近代化の基礎を築いた。 フィリップ5世の治世は、スペイン継承戦争の余波に対処し、地政学的状況の変化に適応しようとしたスペインにとって、移行と調整の時期であった。