【唯一最高鑑定】ポルトガル領インド 12Xerafins 1790年 MS63 – VFグレードのプライスガイド$5600
【唯一最高鑑定】ポルトガル領インド 12Xerafins 1790年 MS63 - VFグレードのプライスガイド$5600
国・地域 | アジア・ロシア |
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発行年 | 1790 |
材質 | 金貨 |
グレード | MS(流通型) |
グレード数値 | 63 |
鑑定会社 | NGC |
鑑定番号 | 4923603-001 |
オンリーワン | |
管理者メモ |
18世紀末のポルトガル領インド、マリア1世統治時代の12Xerafins金貨です。
この時代のものとしては奇跡的な鑑定グレードでMS63をマークしています。
年代 1790年
鑑定機関 NGC社
グレード MS63(最高鑑定かつ唯一)
Verify NGC Certification | NGC (ngccoin.com)
通貨 12 Xerafins(= 6 Rupias)
直径/重量 18mm/4.90g
最高鑑定で唯一品であることで希少なのはもちろんですが、参考価格となるNGCのプライスガイドでは、VFグレードまでしか価格が表示されないほど、上位グレードの存在がが珍しいといえます。
VFというかなり低いグレードでも$5600のプライス表示になっています。
India-Portuguese GOA 12 Xerafins KM 187 Prices & Values | NGC (ngccoin.com)
本品は、序列としてVF(30,35)⇒XF(40,45)⇒AU(50,53,55,58)のさらに上のMSの63です。
なお相場観としては、本品は2022年10月に$3360で落札されております。
INDIA. Portuguese India. Goa. 12 Xerafins, 1790. Goa Mint. Maria I. NGC MS-63. | Stacks Bowers
上記のプライスガイドと比較すると、かなりお得な価格でした。現在の為替レートで輸入して消費税などを支払うと総額60万円ほどになります。店頭に並べば75万円前後というところでしょうか。当時から1年経った現在ではもう少しつくかもしれません。
写真のとおり、コインにエッジ割れとそれにともなうクラックが見えますが、鑑定機関からはオリジナル状態からの変化と評価され、いわゆるDetails(傷、曲げ、穴あけなどの鋳造後の瑕疵)とはならず、きちんと数字のつくグレード(MS63)になっておりますのでご安心ください。
本品が海外オークションに出品されたときの説明文は以下のとおりです。オリジナルのクラックと、Detailsの違いがはっきりと分かります。
“The sole example of the date seen at NGC, this glisteningly Choice colonial issue in gold radiates with tremendous intrigue and beauty, with strike fairly well executed and the color offering a delightful golden-yellow hue. An edge split and planchet crack are observed, but do not distract and add that much more charm to this wonderful piece.”
(翻訳)NGCで確認されたこの年号の唯一の例である、このきらびやかな植民地時代の発行物は、非常に魅力的で美しく、打刻はかなりよくできており、楽しいゴールデンイエローの色合いを呈している。エッジの割れとプランシェのクラックが見られるが、この素晴らしい作品にさらなる魅力を添えている。
現在のインドの政策で、自国発行の金貨の輸出が厳しく抑制されており、一旦本国に購入(輸入)されたインド金貨はほぼ国外に出てくることはありません。そのようなことから、今後インド関係の金貨はさらに品薄になり値上がりしていくのではないかと睨んでおります(個人の見解であり、値上がりを保証するものではありません)。
スラブケースにはよく見られる使用感がある場合がございますが、コインの鑑定価値には影響いたしません。 写真及び表示の鑑定ナンバーは現品のもので手元にございます。検品後、厳重に梱包してお送りいたします。